ヴァンガードスミス、元警察官が対応 社員を守る

ヴァンガードスミス

インタビュー|2024年05月23日

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ヴァンガードスミス 東京都港区  田中慶太 社長(43)

カスハラ顧客の対応を支援

社員から相談も可 心理的負担を削減

 賃貸管理会社に代わり入居者間トラブルの解決支援を行うヴァンガードスミス(東京都港区)が、カスタマーハラスメント(以下:カスハラ)を受ける管理会社の社員をサポートする「Pサポ+for Business(フォービジネス)」のサービスを、2023年7月に開始した。サービスの内容は、大きく分けて二つだ。一つは、カスハラを行う顧客の対応を引き継いで代行するもの、もう一つは、カスハラを受けた従業員の相談に乗り、適切な対応方法を伝えるものだ。どちらのサービスも、元警察官の相談員が担当する。

 「通常の窓口対応が難しくなるようなカスハラ顧客とも、対話を行い適切な対応にあたります」

国が労災認定基準 都も防止条例制定

 カスハラから従業員を守る動きは、近年高まっている。23年9月に国がハラスメント労災認定基準に含めたことが要因として挙げられる。24年2月には東京都の小池百合子知事が全国で初となるカスハラ防止条例案の提出を目指すことを発表した。同様に、奈良県や千葉県でも条例や対策が発表されている。

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おすすめ記事▶『カスハラ対応の実態を聞く①』

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