自治体と企業が連携
一般社団法人シェアリングエコノミー協会(東京都千代田区)は5月15日、東京・永田町で「第1回全国シェアリングシティ大賞」の授賞式を開催。授賞式、トークセッション、交流会の3部構成で行われ、自治体関係者や首長、事業者ら約90人が出席した。
シェアリングシティとは、個人の資産や技能を他者と共有するシェアリングエコノミーを手がけるサービスを活用し、地域課題の解決に取り組む都市のこと。同協会内に設立した「シェアリングシティ推進協議会」には全国177の自治体が参加する。
全国シェアリングシティ賞は、この177自治体と事業者が共同で取り組んだ95の事例の中から22の事例を表彰した。シェアリングエコノミー協会は同賞の創設により、多様な事例を全国的に共有することで、取り組みの活性化を狙う。