ワンルームマンションの販売を主力事業として事業拡大を続け、設立から11年で売上高153億円を達成したGATES(ゲイツ:東京都新宿区)。「顧客の生涯にわたって、縁を絶やさない」をコンセプトに、提供するサービスを拡大。売買を入り口として、賃貸管理や太陽光発電設備の再販事業にも力を入れる。関野雄志社長に成長の理由を聞いた。
10年で年商100倍超 24年度250億円を予定
―2012年12月に創業して以来、成長を続けています。
成長の指針としては、売上高は前年比30%を目標にしてきました。常に新しい事業に挑戦し、その事業が軌道に乗ったタイミングで一気に成果になり、そのまま成長につながっています。
―直近の売上高とその内訳について教えてください。
23年12月期は売上高153億円で、前期比106%の増収でした。売上高は関連会社で賃貸管理事業を行うGATES enterprise(ゲイツエンタープライズ:同)、同じく関連会社で持ち株会社のGATES GROUP(ゲイツグループ:同)と3社連結で出しています。事業別の売り上げ構成比は、ワンルームマンションの販売が最も多く約90%。次に太陽光発電設備の再販事業が約5%。実需向けを主とする住宅販売事業が約1.6%、賃貸管理事業が約1.5%、その他事業が約1.9%です。23年12月期は太陽光発電再販事業が好調だったことが増収の主な要因となりました。
―今期の見通しは。