2代目オーナーが多数在籍【賃貸住宅フェア2024 in 大阪 家主の会特集】
管理・仲介業|2024年11月27日
発足19年で会員数700人突破
「家主はその性格上、悩みを相談できない孤独な仕事。本音で話ができ、切磋琢磨(せっさたくま)できる仲間が欲しい」と考えた松浦昭会長。2005年に「がんばる家主の会」を立ち上げた。発足から19年たち会員数は約700人に到達。会員には2代目家主も多い。
会員数が増えた今も松浦会長が大切にしているのは会員間の信頼関係だ。家主業の悩みは会員の家族構成や資産背景など個人的な情報と密接に関わってくる。本音で話す以上はどうしてもセンシティブな内容を避けて通れない。そのため顔の見える関係を重視してきた。同会では年1回以上の勉強会参加、本部からの呼びかけに3回以上返信がない場合は退会としている。
対面で行う月1回の定例勉強会には200人前後の会員が参加する。AI(人工知能)時代の賃貸自主管理、元警察官によるクレーム対応など最新の注目分野の講師を招いて会員の知識を底上げしている。
物件見学会、メーリングリストを活用した相談、地域ごとの分科会もある。入会金・年会費は無料。勉強会は1回1000円、懇親会は実費で参加できる。
(2024年11月25日9面に掲載)