毎年5人前後を採用
買い取り再販や売買・賃貸仲介を手がける大分ベスト不動産(大分市)は、業績拡大に伴い、新卒採用に注力する。2024年5月期は20年5月期比で売上高が2倍となり、25年4月末時点の社員数は75人と20年4月末から37人増加した。
新卒で採用した社員は全社員の7割程度を占め、経営に関わる幹部職に就いた社員も2人いる。社内に採用専門チームをつくり、17年以降毎年5人前後の新卒を採用し続ける。24年度は6人、25年度は4人が入社した。
採用専門チームには6人が所属する。同チームと役員で採用者のペルソナと目標採用人数を決め、会社説明会の実施計画や合同企業説明会の参加計画を立てる。25年度は会社説明会を4回実施し、合同企業説明会には2回参加した。総務部総務課の大塚彩華主任は「就活生の自己分析など、採用に直接関係のない内容をメインとした説明会を行うことで、エントリーを確保している」と話す。