【建築ランキング2025・近畿エリア】間取り広い物件の需要が増加

戸あたり規模拡大

　2024年度に22棟489戸を建築した進和建設工業(大阪府堺市)は、近畿エリアで5位となった。23年度から約90戸伸ばした。

　同社はローコストマンションを主力商品とし、土地活用で建築。

　西田泰久社長は「企業経営者といった余剰資金のある層からのリピートが好調だった」と話す。企業経営者からの受注割合は23〜24年度では60%以上。従来はワンルームや1Kなどの単身者向け物件の建築が多かったが、24年度は1戸で多くの家賃収益を得ることができる1LDK以上が58%と、半数以上を占めた。

進和建設工業の主力商品であるローコストマンション

進和建設工業
大阪府堺市
西田泰久社長