駅遠も1カ月で4割成約
賃貸住宅のリノベーションやポータルサイトの運営を行うグッドルーム(東京都渋谷区)は、マンスリー住宅「goodroom residence(グッドルームレジデンス)戸塚」を5月にオープンした。駅から遠い場所にある物件だが、5月の募集開始から1カ月で全186戸のうち約4割が稼働する。
同社は遊休不動産を再生し、goodroom residenceシリーズとして自社運営のサブスクリプション(定額課金)サービス「goodroomサブスくらし」の物件として提供している。第12弾となる今回の物件は、同社が再生してきた遊休不動産の中でも最大級だ。築34年の元社員寮で延べ床面積は約4909㎡。RC造4階建てで、JR東海道線戸塚駅から徒歩約20分に立地する。
同シリーズの共通点は、水回りを設置しない家具付きのコンパクトな居室に対し、共用部が充実したつくりになっていることだ。同物件の共用部には25.75㎡の大浴場のほか、サウナを大浴場の内外2カ所に設置。コワーキングスペースやランドリー、共用キッチンなどもそろえる。
居室内。一通りの家具が備え付けられている
またシリーズ初となる、24時間使えるフィットネスルームや無人コンビニも設けた。駅から遠いこともあり、シェアサイクルやカーシェア、駐車場も提供する。ホテルに滞在するような感覚で住める点が特徴だ。
居室の専有面積は12.9〜23.7㎡。
オーナーからマスターリースで借り上げており、賃料は共用施設の利用料や光熱費込みで7万200〜13万5000円。同エリアの水回りなし物件の賃料相場は4万〜4万5000円のため、相場の倍近い価格に設定している。一部は法人が社宅として借り上げるが、入居者の2〜3割はテレワーカーと外国人だという。
メディア事業部営業部第2グループの黒木萌リーダーは「在留外国人の入居者をさらに増やしていきたい。規模が大きいので満室になるのには時間がかかるが、2026年の稼働率は90%が目標だ」とコメントした。
(2025年7月21日2面に掲載)




