海外の一部の国からの観光客の受け入れが再開する中、新型コロナウイルス下で打撃を受けた民泊ビジネスが復調の兆しを見せている。1日から海外渡航制限が緩和されたことで、旅行への意識が高まり、国内の宿泊施設への予約も増加する。民泊の運営代行では2021年と比べ予約が2倍近くに伸びた会社も出てきた。
予約数21年比1.8倍
海外の反響20%
北海道を中心に全国に約160室の民泊を運営するMASSIVE SAPPORO(マッシブサッポロ:北海道札幌市)では、22年5月の予約は21年同月比2倍の452件に急伸。延べ宿泊日数も3倍の1693日と順調に回復する。