スルガ銀行を刑事告発

スルガ銀行スマートデイズ被害弁護団

事件|2018年05月28日

私文書偽造の共犯で行員を追及

スルガ銀行の責任を追及していく

スルガ銀行スマートデイズ被害弁護団は22日、警視庁に告発状を提出した。同弁護団は4月に破産したスマートデイズのシェアハウスオーナー200人以上から委任を受け、スルガ銀行(静岡県沼津市)の融資責任を追及している。

告発状では、スルガ銀行の融資担当者14人と、販売会社等19人を被告発人とした。
オーナーがスルガ銀行から融資を受ける際、販売会社が通帳残高や源泉徴収票の額を水増しして銀行に提出したことなどについて、オーナー35人分の改ざんされた与信資料等を提出。

刑法159条2項の有印私文書変造罪、および刑法161条の偽造私文書等行使と、その共犯にあたるとし、警視庁捜査2課の担当者に捜査を求めた。まだ提出の段階であり、受理をもって公式に捜査が行われることとなる。
同弁護団は「警察に対してはこちらが持っている情報を引き続き提供していく。販売会社からの情報で行員が与信資料の改ざんに関与していた証拠が集まってきている。この状況を受けて29日のスルガ銀行との交渉で相手方がどう出るかを見ていく」と話した。

有料会員登録で記事全文がお読みいただけます

検索

アクセスランキング

  1. 明生興産、入居から10年後 賃借人に贈与

    明生興産

  2. スペースマーケット、レンタルスペース3社を買収

    スペースマーケット

  3. クラス、社宅向けに家具貸し出し

    クラス

  4. タスキHD、グループシナジーで開発加速

    タスキホールディングス

  5. 吉住ホーム 吉田 昌平 社長 地元密着40年 管理戸数6700戸超

    吉住ホーム

電子版のコンテンツ

全国賃貸住宅住新聞からのお知らせ

お知らせ一覧

サービス

発行物&メディア

  • 賃貸不動産業界の専門紙&ニュースポータル

  • 不動産所有者の経営に役立つ月刊専門誌

  • 家主と賃貸不動産業界のためのセミナー&展示会

  • 賃貸経営に役立つ商材紹介とライブインタビュー

  • 賃貸管理会社が家主に配る、コミュニケーション月刊紙

  • 賃貸不動産市場を数字で読み解く、データ&解説集

  • RSS
  • twitter

ページトッップ