不動産ITベンチャーのStudio LOC(スタジオエルオーシー:東京都台東区)は、管理受託営業支援サービス「参謀くん」を1月24日に本格リリースした。国の統計データなどのビックデータと同社独自のAIを基に物件ごとの適正賃料、入居者ターゲット、推奨設備などを提示する「満室経営戦略レポート」を作成するサービスだ。管理会社向けにOEM提供することで、管理受託を支援する。
適正賃料・推奨設備をオーナーに提示
管理会社は自社のサービスとして同レポートの作成ページをホームページ上やメールマガジン、広告などで案内する。オーナーは所有物件の立地や築年数などの情報を入力することで、最短1分程度でレポートを受け取れる。オーナーが別の会社に管理を委託している場合、現行の管理会社と自社のサービスとの比較をレポートに載せるなどして問い合わせにつなげる。反響獲得以外にも、管理会社自身で物件情報を入力し、オーナーに提案する際の資料としても利用されている。