広いワークスペース付きに改修 周辺相場より1万円以上上昇

2016年08月26日 | リノベーション

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10年ほど空室だったオフィスをファミリー向け住居に改装し、相場賃料より1万~2万円高く成約したのが『丸福ビル』だ。
1フロアに3戸ずつの計6戸は1カ月以内にすべて入居が決まった。
物件はJR東海道本線「西大路」駅から徒歩1分のRC造6階建て築47年のビルだ。


             BEFORE
アーキネット京都01.jpg

もともと1フロア200㎡ほどだったオフィスを3室に分けてコンバージョン。
1室で、1LDKの広さは約60㎡だ。

この住宅の一番の特徴は、タイルを敷き詰めたワークスペースにある。
間取りは3つのタイプがあり、玄関を開けるとすぐにタイル張りの11畳ほどの広さのキッチンになっているものと、8畳もしくは10畳程度のワークスペースになっているものだ。


アーキネット京都02.jpg

バスやトイレはタイル張りの部屋に直結しており、プライベートな居室と隔ててSOHOとして利用したり、絵を描くなど趣味の空間ににも使える。

改修にかけた費用は、坪単価で40万円だった。
賃料は1戸あたり11万2000~12万3000円。

入居したのは40歳前後の単身者が多い。
「他にないデザインが気に入った」という声が聞かれるという。

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