駅徒歩15分でも相場より5000円高
2016年07月04日 | リノベーション
築43年の戸建てを女性向けシェアハウスに改修
みまもルーム(東京都文京区)は築古戸建てを女性向けのシェアハウスに改装し満室にした。
BEFORE
物件名は『Mother TREE(マザー・ツリー)』で募集から1カ月半で全3戸に入居が決まった。
西武池袋線「富士見台」駅から徒歩15分と好立地とは言えないものの、賃料は周辺のワンルーム物件と比べて、5000円ほど高い6万3000円~だ。
築43年の木造2階建てで、居室の専有面積は6~8畳。
コンセプトはオーナーの意向で、女性が健やかに過ごせる住まいに設定した。
ターゲットは、自立して生活する30代の女性だ。
AFTER
物件は昭和40年代の建築で、建具に良質な木材を使っていたり、天井を一段高くへこませた折り上げ天井などの意匠が凝らされていた。
その良さを残しつつ、共用部分のリビングには入居者同士が気軽に座って会話ができるよう掘りごたつをしつらえた。
また、畳を無垢材に張り替えるなど天然素材を採用した。
入居を決めた3名は、ターゲット通り30代の社会人女性だ。
木のぬくもりがある内装や、和テイストの懐かしい雰囲気が決め手になった。