賃料3000円アップし1週間で入居
2016年08月12日 | リノベーション
築46年のゲストハウスを4万円で和モダンに
築46年、風呂・トイレ共同で1室約10㎡のワンルームが、賃料約3000円アップの4万3000円で入居が決まった。
手掛けたのは、東京都や神奈川県でシェアハウスを運営するシェア・デザイン(東京都渋谷区)だ。
BEFORE
物件は、東急田園都市線「たまプラーザ」駅からバスで10分の『シェアデザイナーズカレッジたまプラーザ』だ。
もともと外国人向けゲストハウスとして使用されていた全61戸の2階建ての寮。
クリエイターやアーティストを入居対象としており、DIY可能にしているのが特徴だ。
現在空きは1室のみだが、約2年前、4、5室が空室の状態が続いた時期があった。
クリエイターのニーズに合わせて、「DIYでここまでできる」ということを示すことで入居促進を図ろうと、そのうち1室を同社が改修。
外国人も一定数いることから、和テイスト好きな人をターゲットに据え、和モダンをテーマにした。
床はフローリングにニスを塗装し、その上にござを敷いた。
クロゼットの扉には水墨画のようなイラストが描かれた壁紙を張ることで、ふすまのようにしている。
その中には掛け軸を設置し、床の間のように演出。
天井には木材を張り付け、梁のようにしている。
投資額は約4万円だ。
入居を決めたのは横浜市内に勤務する30代の男性だ。
和テイストが好きで、即決だった。