ライトアップで印象に残る門に改修
2016年09月20日 | リノベーション
12戸の空室が2カ月で満室
全27戸中12戸が1年以上空室だった築21年RC造マンションが、エントランスのリノベーションで、2カ月で満室になった。
建物は京急大師線「港町」駅から徒歩15分の場所に立つ『ルセーヌ川崎』だ。
BEFORE
改修を手掛けたインターデザイン(大阪市)がテーマにしたのは「夜帰宅する入居者を迎え入れる劇場のような煌びやかなエントランス」だ。
夜の時間帯の内見者が多いことに着目し、ライトアップで建物の魅力が増すよう、外観リノベーションをした。
もともと、どこにでもありそうな白いタイルのエントランスだったが、植栽に南国イメージのソテツを採用。
ホールには電球を縦と横の等間隔に取り付け、劇場のような雰囲気を演出した。
入居を決めたのは30代のファミリーなどだ。
改修にかけた費用は外観・エントランスに約140万円、エレベーターを含むエントランスホールに50万円だ。
空室だった1R、2LDK、3LDKはそれぞれ賃料が3000円から5000円上昇した。