天井に青空が広がる部屋
2017年07月17日 | リノベーション
30代女性社会人が入居
管理・仲介を行うシティ・ハウジング(東京都大田区)は築24年の物件を青空をテーマに改修した。
家賃は3000円アップの6万3000円となり、工事中に入居が決まった。
『はすぬまコーポ』は東急池上線「蓮沼」駅から徒歩2分に立つ。
前入居者が5年程度入居し、壁紙や床の劣化が進んでいた。
東京都内や横浜市、川崎市などにも電車で20分圏内の交通の便が良さから、都心部で働く社会人をターゲットにした。
専有部の広さは10畳で、間取りはワンルーム。コンセプトは青空のイメージだ。天井には薄い水色のアクセントクロスを張った。壁に使用した白のクロスとは色が似通ってしまうため天井の梁部分に濃い青のクロスを貼った。天井の薄い水色と壁の白の境界線になると共に、青の強いアクセントになっている。
さらに天井には赤の2つのスポットライトを設置しており、青、赤の原色を配置した明るい印象にした。
after
before
入居者は30代前半の女性社会人。入居理由は扉を開けた時に目に飛び込む梁に張った青のクロスの美しさだった。
設計の担当者は「白のクロスで空間を広がりを出し、さらに天井には空をほうふつとするブルーのクロスで空間全体に広がりを出した」と語った。
工事費は50万円だった。