賃貸物件での民泊について

【連載】新・法律エクスプレス 第37回

賃貸経営|2023年12月01日

 賃貸しているアパートの入居者が無断で民泊事業を行っています。宿泊客の騒音やごみ出しを巡り、近隣住民ともトラブルがあり困っています。このような場合、賃貸借契約を解除することはできるでしょうか。物件が転貸可能物件であった場合はどうでしょうか。

無断の民泊利用で契約解除

 まず、用法順守義務違反を理由に賃貸借契約を解除することが考えられます。

 入居者は賃貸借契約の用法にしたがって物件を使用する義務を負っています。ごみ出しや騒音によるトラブルの発生は用法順守義務違反に該当する可能性が高いといえます。

 また、無断転貸を理由に賃貸借契約を解除することも考えられます。賃借人が転貸を行う際には、賃貸人の承諾を得なければならず、無断転貸は賃貸借契約の解除事由となります。

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