需給動向に影響 変動幅も大
賃貸住宅の経営、管理において、賃料相場の実態を把握することは極めて重要です。しかし、その実態をつかむのは簡単ではありません。特に注意すべきは、賃貸住宅の「募集データ」の賃料(以下、募集賃料)と「管理データ」の賃料(テナントが実際に支払っている賃料、以下、支払い賃料)の違いを知っておくことです。
「募集賃料」は入居募集の際に値付けするもので、需給動向の影響を受けます。需要が高い(もしくは供給不足)と募集賃料は上昇し、需要が低い(もしくは供給過剰)と募集賃料は下落します。また募集賃料は、景気動向の影響も受けます。
景気が上向いている場合は上昇基調となり、景気が悪化している場合は下降基調となります。このため募集賃料は、需給状況や景気動向に応じて、比較的大きく変動します。




