地代の多寡で使用賃貸扱いの可能性も

【連載】事例に見る相続税還付

税務・相続|2021年12月24日

  • twitter

 相続した土地に貸し借りの関係があった場合、その評価はやや複雑になります。賃貸関係は土地の評価の基礎となる評価単位の決め方にも密接に関わってくるため、注意が必要な項目の一つです。

 通常、誰かの土地を借りるとき、原則貸主と借主の間で契約を交わして地代を払います。この場合借主には借地権が発生するため、相続時には借地権として評価額を計上する必要があります。借地権とは、他人から借りた土地に自分で建物を建てられる権利を指します。

 借地権には、地上権や賃借権、使用貸借などの種類があり、このうち最も強い権利は地上権、その次が賃借権で最後が使用貸借となります。賃料などの対価を払わずに無償で土地を借りている場合は、権利が弱い使用貸借になります。

有料会員登録で記事全文がお読みいただけます

おすすめ記事▶『接道調査、無道路地扱いで評価減も』

検索

アクセスランキング

  1. EV充電、累計受注2万5000台に急拡大

    Terra Charge(テラチャージ)

  2. 共済活用の動き広がる

    全国賃貸住宅修繕共済協同組合,KENT(ケント)共済協同組合,西田コーポレーション,三好不動産,スマイルあんしん共済協同組合,アート企畫社

  3. Sanu、サブスク型の別荘展開 200室へ

    Sanu(サヌ)

  4. AAAコンサルティング、不動産会社向けBPOで急成長

    AAAコンサルティング

  5. ビューン 大石隆行社長 電子書籍読み放題、13万戸に

    【企業研究vol.246】ビューン

電子版のコンテンツ

サービス

発行物&メディア

  • 賃貸不動産業界の専門紙&ニュースポータル

  • 不動産所有者の経営に役立つ月刊専門誌

  • 家主と賃貸不動産業界のためのセミナー&展示会

  • 賃貸経営に役立つ商材紹介とライブインタビュー

  • 賃貸管理会社が家主に配る、コミュニケーション月刊紙

  • 賃貸不動産市場を数字で読み解く、データ&解説集

  • RSS
  • twitter

ページトッップ