媒介代理契約【宅建試験解説】

【連載】2021年宅建試験まるかわり解説

法律・制度改正|2021年06月07日

Q.売買の仲介の依頼を口頭で受けても大丈夫?

A.契約書面を交付する義務があります

なぜ仲介は書面が必要なの?

 宅地建物取引業法で規制されるまで、不動産流通業界では長年にわたって口頭による媒介委託が通例でした。宅地建物取引業者(以下、宅建業者)が、客に取引物件を紹介、現地案内しても、この行為が売買などの媒介委託に当たるのかどうかはっきりせず、宅建業者との間でいつの段階でどのような内容の媒介契約を締結したのか、報酬額の約定がされたかどうかなど、契約関係が不明確でした。そのため、紛争は後を絶たず、また委託者が宅建業者から紹介を受けた取引の相手方と直接取引(抜き取引)した場合には訴訟になるケースも多数ありました。

 そこで、1980年の法改正により、書面化が義務付けられました。

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