オーナー自身も生産性に着目すべき

【連載】現場レポート 賃貸業界のキャリア形成 VOL.119

賃貸経営|2022年04月28日

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 これまで、3C4P+生産性の分析で「不動産会社」「不動産会社の経営者」「賃貸物件」について分析してきたが、「オーナー」の人材育成という観点ではどうだろうか。

自主管理は収益性が高くなる「はず」

 さて、オーナー自身を3C+4Pの観点で比較してみよう。

 自主管理のオーナーは一般的に家賃収入の5%といわれる管理料というコストが発生しない。また、管理会社の言いなりにならず一番安い見積もりで工事会社に修繕依頼することも可能である。つまり4Pフレームの「Price」で優位性が高い。同じ賃料で同じ部屋数で同じ満室であれば、管理料という出費がないため収益性が高くなるはずだ。特にサブリースをしているオーナーは10%を支払っているので、さらに収益性が悪い。

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