経営良好も、将来見据え決断

【連載】不動産業界M&A最新動向 第9回

賃貸経営|2023年12月22日

 今回紹介するM&A(合併・買収)案件は、神奈川県の不動産会社が東京都のファンド企業に株式を譲渡した案件です。

 売り手は、神奈川県で高い人気を誇る地場に根付いた不動産会社グループです。

 建て売りを主力にしており、地場の強みで土地の仕入れ情報が早く入ってくるのと、地域的なつながりから比較的安く土地を仕入れられることができ、そのため、土地の買い入れのための借り入れはありますが、資金の回転がよく、財務状況は良好でした。

 売上高も、右肩上がりで伸びていましたし、仕入れで無理をしない分、利益率も高めで社員1人あたりの生産性も非常に高いものでした。

 エリアに合った家づくりを売りにしており、2階にリビングがあったり、サーフボードなどマリンスポーツの道具が置けるスペースを配置したり、海に近い地域ならではの細かい配慮に特徴があります。

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