赤字でも管理事業は人気銘柄

【連載】不動産業界M&A最新動向 第5回

賃貸経営|2023年08月25日

パンデミックが経済に与えた影響

 アフターコロナ期を迎え、現在新型コロナウイルスは5類感染症へと移行しました。経済状況も緩やかに回復しつつありますが、改めて、コロナ禍が経済に与えた影響は甚大なものだったと感じています。

 経営状況が悪化し、事業を畳むことになった企業、将来のことを見据えて譲渡の決断をした企業、事業拡大のチャンスと踏み、譲り受けの決断をした企業。ここ数年で多くの企業がそれぞれの決断を迫られました。今回は、コロナ禍がM&A実施のきっかけとなった企業の事例を紹介します。

両社の考えの一致 従業員の雇用守る

 本件の売り手企業A社は、大手不動産会社のフランチャイズチェーン加盟店として、東海地方で不動産管理、賃貸仲介の事業を展開しています。

 創業から60年たち、地域密着型の営業スタイルで長い歴史を歩んできました。

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